マイホームを建てる際、住宅ローンを利用する方が多いでしょう。
せっかく理想のマイホームを叶えても、支払いに苦しむ生活を送るのだけは避けたいです。
今回は、無理なく返済するための住宅ローンの借り方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□住宅ローンの借入額の決め方をご紹介!
ここからは、住宅ローンの借入額の決め方を3つご紹介します。
1つ目が、返済負担率です。
返済負担率は年収に対する返済額の割合を指し、返済負担率が低いほど安定して支払いできると評価されますし、反対に一定の基準を超えると審査で落とされる恐れもあります。
なお、この場合の年収とは、手取りではなく額面を指すため注意しましょう。
2つ目が、融資率です。
融資率とは、住宅の購入額に対する借入額の割合を示します。
たとえば、3000万円の住宅を頭金なしのフルローンで購入した場合には、融資率は100パーセントです。
また、同じ住宅を500万円の頭金で購入した場合には「2500万円÷3000万円=83.3パーセント」となります。
住宅ローンによっては、融資率が高いと金利も高くなるケースがあるため、借入可能額を大きく左右する重要なものです。
3つ目が、支払い能力です。
住宅ローンは長い期間をかけて返済するため、利用者の支払い能力が重要視されます。
年収や職種、勤続年数などに応じて、借入金額や金利が変化します。
公務員などの安定した職種や年収の高い大企業は審査が有利ですが、安定性の欠く職種では利用額が減額される可能性もあります。
□住宅ローンの返済方法についてご紹介!
ここからは、住宅ローンの返済方法を2つご紹介します。
返済方法には、元利均等返済と元金均等返済という2種類の方法があるのです。
元利均等返済は、元金と金利の合計返済額が一定となる支払い方法です。
それに対して元金均等返済は、毎月の返済額の内、元金の部分のみ一定の支払い方法です。
元金の残りが大きい初期は返済額が大きく膨らみ、元金を返済するほど金利が少なくなるため、毎月の支払額が減っていくのが特徴です。
少し金利が多くてもいいから終始一定の負担がいい場合は「元利」を、始めの負担は多くてもいいから少しでも無駄な金利を減らしたい場合は「元金」を選ぶとよいでしょう。
□まとめ
今回は、住宅ローンの借入額の決め方をご紹介しました。
また、住宅ローンの返済方法についてもご紹介しました。
この記事を参考に、無理なく住宅ローンを利用して快適なマイホームと生活を叶えて下さいね。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。