陽当たりの良さは多くの方が重要な条件として上げられることが多いポイントです。

図面や写真でチェックしつつも、現地に見学に行ったら隣の住宅やマンションの影が大きく入り込んでいたりすると「値段と場所はいいんだけど、陽当たりがどうも・・・」と選択肢から外してしまいがちです。

しかし、場合によっては建築のアイデアで十分な採光を実現することも可能です。現地見学では全体が影になっている土地でも、あくまでそれは「何も建っていない土地」の状態。実際にはそこに建物が建ちます。

例えば影が入る1Ｆ部分はガレージとしてスペースを確保、自然光の取り込みができる2Ｆをリビングとし、窓の位置や大きさ、動線計画などで対処すれば十分に明るい印象の住宅とすることができます。一見すると魅力的に見えない日陰の土地も、プロの目から見れば十分に活用可能な土地なのです。

土地の価値をどうか勝手に決めつけず、まずはプロにご相談ください。

土地を探すなら、出来ることなら公道に面した広々とした場所が良いものです。入り口が狭く、住宅の密集した土地はその印象だけで選択肢から外しがちです。

しかし、いわゆる旗竿地（道路に接する部分が細長い、旗のような形の土地）でも駐車スペースやプライベートの確保などの諸問題を考慮して設計すればこちらも十分快適な住宅は建築可能です。

また、特殊な地形のために、「通常の土地に建てるよりも費用が多くかかる」と思われる方も多いのですがが、弊社ではそのような事はありません。一般業者では『変形地=特殊な設計』という認識でオプション料金扱いにする場合もありますが、T-planではそもそも地形に合った設計をするため、特殊な地形だからと言って費用が増えるという事はありません。場合によっては相場の約半分の費用で済んだ場合もあります。

建築のアイデアで問題が解決できれば、相場より安めに設定されがちな奥まった土地の価格は家づくりにおいて大きなメリットとなります。

希望の地域の土地を探していても、なかなか予算と見合う物件を見つけるのは困難です。
「予算内で希望地区で探すとどうしても狭小地しか出てこない。」という事も少なくありません。

しかし、たとえ狭い土地であってもパフォーマンスを最大限に引き出すアイデアを持って設計すればコンパクトながら十分に魅力的な建築が可能です。

あえて床の段差を設けて空間に広がりをもたせるスキップフロアや吹き抜けを用いた開放感を伴った採光、階段下などのデッドスペースを収納として活用するなど、限られた面積を最大限に活かす方法はいろいろあります。

図面の印象と面積の数値で選択肢から外れていた狭小地も、活用できるとなるとその相場の安さは逆にメリットにもなり得ます。

狭い土地でも、プロの目線で見れば十分価値を見いだせる土地の場合もあります。是非ご相談下さい。

土地探しにおいてタイミングというのも重要なポイントです。

希望にピッタリ合う土地を望むあまり、ある程度良い条件の土地を見つけても「これよりさらに良いものが出るかもしれない」と、結局タイミングを逃し続けてしまう場合も多々あります。

住まいと同じく土地も大きな買い物、見極めが難しいのは事実です。 判断に迷ったら、経験豊富なプロである私たちに是非ご相談下さい。

本当に良い土地なのか、アイデア次第で活用できる土地なのか、見送った方が良い土地なのか、プロの目線でアドバイスさせていただきます。一般には出ない土地情報などもございますのでお気軽にお問い合わせ下さい。